行政書士事務所を開いて、起業しようと思った行政書士のあなたは、何から始めようかと悩んでいませんか?
もちろん、今までどこかの事務所に勤務していたベテラン行政書士が独立するケースもありますが、今回は行政書士会への登録したての新人行政書士を想定して、話を進めていきましょう。
行政書士に限らず、起業してビジネスを始めようとしたときに、一番不安になるのが
おれって、やっていけるかな?
ということ。
事務所開いたのはいいけど、客来るかな?とか
一人も客が来ないとか無いよね?とか
事務所の家賃、払えていけるかな?とか。
そうした不安がいっぱいです。
どんな不安もいろいろな形を取っていますが、まぁ、要するに、一番心配なのは
ちゃんとお客が来て、仕事貰えて、収入があるよね?
ということ。
これがクリアできれば、他の不安とか大したことないですよね。
スタッフなんて居なくても、最初のうちは自分一人でやればいいことだし、実務だって初めての分野でも調べながら自分が動き回れば何とかなるし、行政書士登録も済ませているし、事務所もあるし。
だから、一番の問題は、要するに「客が来るか」ということなんです。
しかも、一人くるか?ということではなく、「継続的に、依頼があるか」ということです。
そのために、何が必要かというと、もう言いたいことは分かっていると思いますが
集客
ですよね。
で、新人行政書士としては、ネット集客は確実にやっておきたいところ。
なぜなら。
新人なので、人脈もコネも無いから。
あ。もしかしたら、勤めていた行政書士事務所から仕事を廻してくれるかもしれないですけど、本当に行政書士としてファーストアタックな人であれば、そういったルートも無いから、自分で集客して仕事を取るしかありません。
そして、集客は、可能であれば事務所を開く前からやっておきたいところです。
行政書士事務所の場所や名前が決まっているのであれば、事務所として活動するよりも前からインターネット上で活動を始めるべきです。
行政書士事務所の例ではありませんが、私の家の近くに、整体院がオープンしたのですが、オープン前に既に看板が出ていたので、どんなところかなとGoogleでホームページを探してみたのですが、見つかりませんでした。
その時はまだ用意していなかったようです。(というか、数か月たった今でもありません。)
というように、どんな業種でもまずホームページを検索して、どういうところかチェックします。
あなたの行政書士事務所を直接検索することはありませんが、何か依頼しようと探している人は、あなたの事務所にヒットするかもしれません。
ですから。
行政書士事務所を開いて起業しようと考えたら、まずは、ホームページを用意して、ネット集客を始めるべきです。
そして、ホームページは完ぺきではなくてもいいので、最低限必要なページだけは作ってください。
その必要なページとは
- トップページ(キャッチコピーや得意分野のアピール)
- 事務所の紹介、料金、アクセスなどの概要
- 問い合わせフォーム(気軽に問い合わせが出来るように、余計な入力をさせないように)
- プライバシーポリシー
ぐらいで構いません。
しっかりとキーワード対策をしておきましょう。
ホームページを用意して、集客を先行して始めておくことで、事務所のオープンと同時に顧客を捕まえて、業務を獲得することができるようになります。
もちろん、「ちゃんと事務所ができてから」ということでも問題ありませんが、ネット集客に関して言えば、早く始めれば早いほどいいです。
だって、ホームページ作りました。はい、Googleに載りました。というわけにはいかず、ホームページを作ってからGoogle検索の順位に出てくるまでに、数日以上かかることがほとんどだからです。
ですから、まずはホームページの作成。
これから始めましょう。
このホームページの作成の過程で、自分の強みだとかセールスポイント、事務所のサービスなど、いろいろなことを考えることになります。
そうしたことが、あなたの行政書士事務所の方向性を決め、売り上げアップに繋がるヒントになります。
新規に起業して、行政書士事務所を開こうと考えている新人行政書士のあなた。
まずは、ホームページから!が成功の秘訣です。