行政書士のマーケティング

行政書士事務所の検索キーワードの決め方

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前回前々回と売上アップに繋がるキーワードについてみてきました。

では、あなたの行政書士事務所のホームページには、どんなキーワードを設定すればいいでしょうか。
具体的なやり方を見ていきましょう。

ホームページに検索キーワードを設定するのは、顧客となるかもしれない人たちに、あなたの行政書士事務所のホームページを見つけてもらい、問い合わせや依頼をしてもらうためです。

ホームページへのキーワードの設定方法については、ホームページを制作した業者に依頼するか、もし、ご自身で作られたのであれば、私たちに相談していただいても構いません。

あなたの事務所の得意なものを決める

まず、あなたの行政書士事務所の得意なもの、つまり、どんな業務を受注したいかを決めましょう。

今までの経験で決めてもいいですし、これからどういう分野に進みたいかとか、単価が高そうだからとか、好きな理由で決めても構いません。

ですが、決めた業務の競争が激しいかもしれませんし、あるいは、依頼する顧客が少ない業務かもしれません。
その辺は、十分検討して、業務分野を決めてください。

例えば、「会社設立」などは、結構厳しい分野です。

なぜなら。
他の士業でもできますし、パターン化しやすいので狙いやすいからです。
そのため、競合がたくさんいます。

それでも、何かオリジナリティを付加すると、可能性が無いわけではありません。
その辺はアイデア次第ですね。

 

友人を連れてくる

なんだこれは?

もしかしたら、そう思ったかもしれません。

これは冗談でもなんでもなく、あなたの友人や知人にお願いして、手伝ってもらいましょう。

何を手伝ってもらうかと言うと、上で決めた業務依頼をするという前提で、実際に検索をしてもらいましょう。

つまり、会社設立を業務分野としたのであれば、友人に

自分が会社を作ると思って、検索をしてもらう

のです。

そうすれば、実際にどんなキーワードで検索を行うのかが分かります。

そして、これは、あなたがやってはダメです。

なぜなら。
あなたは行政書士としての知識があるからです。
普通の人は、行政書士が何をしてくれるのかなんて知らないですし、言い過ぎかもしれませんが、考えたこともなければ、頼もうと思ったこともないでしょう。

ですから、行政書士の事を知らない友人に頼んで、普通の人が何と検索して行政書士あるいはほかの士業にたどり着いていくのかを確認するのです。

この確認作業の中で、どういうキーワードを選ぶか・何を不安に持っているかなどの顧客候補者たちの行動が分かります。

 

行動からキーワードを決める

業務を依頼したい人たちの行動や考え方が、分かったところで、そこからキーワードを決めます。

上で友人が検索したキーワードが第1候補です。

それ以外に、友人の感じた不安などから、キーワードの候補を挙げていきます。

ある程度キーワードが上がってきたら、そこから可能であれば業者の意見も聞いてみてください。
キーワードによっては、激戦区なキーワードなので、効率が悪いものもあるからです。

いくつかのキーワードを組み合わせて、検索キーワードとしてください。

それは、友人が検索したときや、あなたが何か調べるときでも、1つの言葉だけで検索することは少ないでしょう。
1つの言葉だけだと、検索結果があいまいになってしまって、役に立たないと経験的に知っているからです。
ですから、2つ以上の言葉を組み合わせて検索キーワードにするのですが、多ければいいわけでもありません。

2語、あるいは3語で十分でしょう。

 

 

さて。
こうしてホームページに設定する検索キーワードが決まりました。

後は実際に設定して、ホームページを運用しつつ調整をしてください。
反応が悪いようなら、適宜同じことを繰り返して、ぴったりのキーワードを探していきましょう。

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ご利用ください。

 

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