行政書士の起業・開業

開業するか迷っている行政書士へ

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あと2週間で、令和2年度行政書士試験の発表がありますね。
2か月も待ったから、もうドキドキも無いよって人もいるかもしれませんが、それでも当日はドキドキかもしれませんね。

既に合格を確信している人も、記述の結果待ちで落ち着かない人も、行政書士試験に合格したら、開業します?

あー。
もちろん、実は他の資格を目指しているのでって人は、関係無い話かもしれません。
他の資格を目指すのであれば、たぶん難易度の高い資格でしょうから、開業と並行して勉強もってことは無理がありますからね。

そうではなく、行政書士資格を活用しようと考えている人であれば、開業しようかどうしようか、迷っているかもしれません。

もし、資格マニアではないのであれば、開業をお勧めします。

業務を覚えるのが難しいんじゃないか?

とか、不安に思っている人もいるでしょうが、それほど気にしなくてもきっと大丈夫です。

実は…

というほど、大したことないのですが。

私、以前に自分の会社を設立するときや友人の会社の設立を手伝ったとき(報酬をもらったりしていませんよ?)、会社設立の一連の流れを自分で行いました。

商号調査や定款の作成・認証~登記、さらには税務署への届け出など、必要な届け出・申請を行った事があります。

また、同じく友人の会社で酒類の販売許可を取得する際にも、申請書類を作成したことがあります。(もちろん、合法的に)

そうした経験を踏まえて言うのですが、確かに難しい申請もあるでしょうけど、全部の申請が難しくて何か月もかかったり、膨大な書類を集めたりするようなものでは無いんですよね。

でも、そうした比較的簡単な申請でも、一般の方からすると、面倒とか分からないということがあって、それなりに需要はあるわけです。

誰もが自分で申請をするわけでは無いですし、書類を書く・用意するというだけで面倒だとか自分では出来ないって思う人もいます。

そうした人のお手伝いをするっていうのは、大事な仕事だと思うんですよ。

そうした人って、結構困っていて、行政書士からしたら

いや。ここに名前書くだけなんだよな…

と思っていても、それが分からないし、それで合っているのか不安でしょうがない。
そうした人って、多いんです。

だから、まずはそういった人たちに向けて、サービスを提供してあげて、経験値を積んで徐々にレベルを上げていけばいいんですよ。

業務を覚えるっていうのは、やりたいことがあって最初からその案件を受けたいって人が勉強してチャレンジすればいいのであって、そうじゃない人もいるし、まずはいろいろな分野の案件を受けてみたいって人もいるでしょう?

そういう人は、まず開業してみる。

そうすると、自分の事務所を持つことになるので、税務署への届け出なども経験することができるし、税務署への届け出をすれば、いわゆる役所への提出書類の雰囲気もわかるじゃないですか。
さらに、これって会社設立を請けた時に、クライアントに「こういうことも必要ですよ」ってアドバイスできるノウハウも得られるってことですよ。

そうやって一歩ずつ進んでいけば、難易度の高い案件もこなせるようになって、稼げる・食っていける行政書士になれるわけです。

なので、合格発表はもう少し先ですが、開業している自分をイメージしておくのもいいですよ。

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