行政書士試験も終わり、宅地建物取引士の試験も終わり。
Twitter上では
次のXX試験に向けて、頑張ります。
というような、ダブルライセンスを見据えたようなコメントが見受けられます。
そうした中には、本来欲しい資格があって、その前準備や肩慣らしで他の試験を受けるって人もいますし、単に資格試験に合格することが楽しい資格マニアの方もいます。
そういう私も、昔は資格マニアというほどではなりませんでしたが、欲しい資格試験を受験する際に、合格証書に誰の名前が入るかで受ける受けないを考えていた時期がありました。
例えば、情報処理試験の場合、合格証書に、その時の経済産業省の大臣の名前が入るわけですよ。
そうすると、やはり知っている名前とか知名度の高い人の名前とか、話題になった人の名前が入る時期で受験するわけです。
そうすると、毒物劇物取扱者試験などは各都道府県がやっているので、私が受験したときには、合格証書に「石原慎太郎」と入ったんですよね。
そんな感じで、資格試験を受けていたこともありましたが、マニアというわけでは無くて、あくまでも仕事や業務に必要な試験をそういったタイミングを狙って受験していたというだけなんですけど。
民間資格では無くて国家資格の場合には、仕事や業務に直結することが多いと思うのです。
行政書士試験だったり、司法書士試験だったりは、それぞれ行政書士や司法書士の仕事がしたくて受験するわけなのではないのかなと。
上位資格という考え方があるのは分かっているので、行政書士試験を受ける人の中には、行政書士を目指しているわけでは無く、司法書士への通過点として見ている人がいることも知っていますが、それなら最初から司法書士試験でいいんじゃね?と思ってしまいます。
その方が効率的なんじゃないかなと。
というように、本来の目標があって、それを目指すのにちょっと寄り道?して他のルートを通ることに(意味が無いとは言わないけど)疑問を感じています。
それが、最初に行政書士試験を受けて、開業してみたらどうも登記もできたほうがビジネス的に自分の目標的にも良さそうだから、司法書士試験を受けますっていうのなら理解できるのですが、Twitterでは、そうじゃない人が意外にいらっしゃるようです。
(まぁ、私の気のせいかもしれません)
既に多くの方が言っているように、食える食えないは資格の問題ではなく個人の問題なのですから、まずは開業なり実務に接してみて、そこから見える世界を通して改めて他資格が必要なのかを考えるべきでは無いかと思います。
ま。要は。
目標があるなら、ストレートに行ったほうがよくね?ってことと
取った資格を使い倒してから考えてみようよってこと。
ダブルライセンスも魅力的ではあるんですけどね。
それなら、他とは違う資格と組み合わせるのも面白いかもしれません。
例えば、これからのオンライン化に向けて、情報処理試験とかを組み合わせて、IT・オンライン申請に強い行政書士とかね。