やぼうな雑談

中高年の新人行政書士?

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行政書士試験は年齢制限なく受験できますし、前回の試験では79歳で合格されている方もいます。

じゃあ、そんな中高年の新人でもいいんですか?

もちろん、いいんです。

すべての行政書士会が発行しているのかどうか分かりませんが、地域の行政書士会によっては会報というものを発行しています。

そして、その会報がネットで見れるようになっている行政書士会もあります。

そんな公開されている会報を見てみると、新人行政書士の紹介なんてものがある地域会があります。

コメントだけのものもあり、写真付きのものもあり。

地域差はありますが、中高年と思われる方もいらっしゃいます。

ただ。

そうした方が、本当に行政書士として頑張るのかな?というのは、疑問に思っている人もいるようで、受験組の方は、わざわざ受験して行政書士になって開業するのですから、頑張るのだと思いますが、いわゆる長年役所に勤めていてその結果行政書士として登録できるようになった人の場合は、必ずしも頑張るとは限らないんじゃないかって。

そう思っている人もいるようです。

行政書士法第2条6号の

国又は地方公共団体の公務員として行政事務を担当した期間及び行政執行法人(独立行政法人通則法(平成十一年法律第百三号)第二条第四項に規定する行政執行法人をいう。以下同じ。)又は特定地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平成十五年法律第百十八号)第二条第二項に規定する特定地方独立行政法人をいう。以下同じ。)の役員又は職員として行政事務に相当する事務を担当した期間が通算して二十年以上(学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)による高等学校を卒業した者その他同法第九十条に規定する者にあつては十七年以上)になる者

というやつで、行政書士資格を得た人は、そこそこの年齢になっているはずですし、単に「先生」って呼ばれたいだけじゃないかって見えてしまうこともあるようです。

そうではなくて、試験に合格して登録したのであれば、「行政書士になりたい」って感じがしますけど、公務員のおまけで登録されると、なんかずるい感が…

頑張ってきたご褒美なのかもしれませんが…

個人的には、資格は「おまけでもらえるものではなく、それに向かって努力した証として得られるもの」であって欲しいと思っていますので、将来行政書士で独立するために、今役所で実務の勉強をしているというのであればいいのですが、「安定した公務員やって、行政書士ももらえちゃった。ラッキー。」というのは…

ま。私が、そうしたおまけに縁のない仕事でしたので、ひがんでいるのかもしれません。

ただ、中高年の新人行政書士ってだけで、やる気が無いと見られるのは心外です。
受験組だけではなく、公務員だった方も、それまでの経験を踏まえて貢献しようと考えている方も大勢いると思うので、先生って呼ばれたいだけの人はごく少数であって欲しいと思っています。

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