起業前あるいは起業して事務所をオープンした新人行政書士のあなた。
もしかしたら、ベテランの行政書士のあなた。
どうですか?
最近、競争が厳しいなと感じている方も多いのでは?
もしかしたら、行政書士、増えているんじゃ?
行政書士って、毎年、どのくらいの人がなっているかって知っていますか?
行政書士試験に合格するのは、昨年は4968人。その前は6360人でした。
5000~6000人が合格しているんですね。
でも、その中で、行政書士として登録するのは、わずかばかりって知っていました?
総務省の調査によると行政書士の登録者数は、H30.4.1時点では46915人です。
対前年増減数で言うと、+710人。
H30年1月の合格発表では、6360人が合格していたのに、4月時点で登録した人は710人。
もちろん、新規登録のすべてが新たに合格した人では無いですし、合格した人は4月までに登録しなければならないわけではないので、完全に比較できるわけでは無いですが、それでもある程度はマッチしているのではないかと推測しています。
というか、総務省の調査を見ると増減はありますが、10年くらいの平均を取ると全国で毎年770人くらいしか新規の登録って無いんですよ。
そう考えると、1件当たり16人くらいの新人ってことで、あまり競争って激しくないのかなって思ってしまいがちですが。かなり都道府県によって差があります。
当然、廃業されてしまう行政書士の方もいますので、マイナスな県もあるわけでして、最も減ったのが静岡県のマイナス12人。
逆に最も増えたのが東京のプラス206人。
多くの件は、一桁の増減です。
これを見ると、そんなに競争激しくない感じがしますが、あなたの実感としてはどうでしょうか。
都市部では登録者数も増えているので、競争は激化していますが、地方ではそれほどでもありません。
しかし、地方では仕事を取るのが難しいと感じている行政書士もいらっしゃるのではないでしょうか。
どちらのケースでも、思うように業務を獲得できないでいる行政書士がいる一方で、売り上げをアップさせている行政書士もいます。
そうした売り上げをアップさせている行政書士の方が何をしているのかを見ることは参考にはなりますが、必ずしも業務分野が重なっているわけでもないですから、見様見真似でうまく行くとは限りません。
それよりは、あなたの強みや得意分野に着目して、それをアピールすることで、仕事を獲得していく方が結果的にはプラスになります。
では、自分の強みや得意分野は?アピール方法はどうしたらいいでしょうか。
まずは、第三者に相談してみるのがいいと思います。
なぜなら、客観的な評価が出来るからです。
第三者に対して、あなたのやってきたことなどを話して、そこから意見をもらうことで、強みを再認識できます。
友人でもいいし、家族でも兄弟姉妹でもいいですから、一度話をしてみてはいかがでしょう?
もし、適当な相手が見当たらないようでしたら、私たちにご相談ください。