行政書士が持っていると役立つ他資格。
今回は税理士について考えてみます。
って言うか。
いや。そもそも、行政書士取って税理士取るってあり得ないでしょう。
(実際はあるでしょうけど)
税理士資格を取れば、行政書士は登録だけで取れますから、わざわざ行政書士資格を取る必要ないんですよね。
最初から、税理士目指して勉強すればいいんです。
ちなみに、このように登録すれば行政書士資格をもらえるのは、他には
- 弁護士
- 公認会計士
- 弁理士
があります。
税理士試験は11科目から5科目選んで合格点を取ればいいんですが、個々の試験が難しいので、科目合格が持ち越せるために1科目ずつ合格を勝ち取っていく方法が取られます。
令和元年度の合格率は
- 出願者数:36701人
- 受験者数:29779人
- 合格者数:5388人
で、18.09%。
結構高いなって感じがしますよね?
でも、これは一部科目での合格者数も入っていて、本当に5科目合格した人は749人。
つまり、2.51%。
いや。難しいですね。
特に5科目合格しなければならないってところが。
科目別にみると、1科目大体10~15%くらいで合格しているようです。
で。そんな難しい税理士資格取るんだったら、行政書士資格要らないですよね?
逆に、なんで取るの?って感じです。
もちろん、行政書士として開業してみたら、やっぱり税理士資格が必要だってことになって、改めて目指すって人もいると思いますが、目指す方向が会社設立や税務関連、相続関連のような税理士の方向だったら、最初から税理士を目指すべきでしょう。
なので、個人的には、上記のように開業後に目指す方向を考えたら税理士資格が必要だったというのでなければ、無理に取る必要はないと考えていますと言うより、取るなって感じですね。