今回のシリーズでは、ドメインの取得とレンタルサーバーの契約を別々に行ったので、それらを関連付ける必要があります。
ドメインとレンタルサーバーの契約を同じ会社で行った場合は、自動的に設定されているので気にしなくてもいいのですが、別な会社で契約した場合は、それらの関連を設定しないとダメです。
レンタルサーバーを家だとして、ドメインを名前とすると、その家がAさんの家ですよと表札を出すようなものです。
表札を出さないと、荷物も届かないですよね。
そこで、ドメイン・レンタルサーバーの関連付けの設定を行います。
例として、XServerを紹介します。
XServerのコントロールパネルにアクセスして、「ドメイン設定」というメニューで行います。
この後の操作は、開いた画面の右上に関連マニュアルのボタンがありますので、それを参照してください。
他のレンタルサーバーでも同じようにドメイン設定のメニューがありますので、そこから操作を行ってください。
操作を行うと、ネームサーバーの情報が表示される場合があります。
また、操作メニューの「サーバー情報」にネームサーバーの情報がありますので、それをメモするか、コピペ用にコピーしておいてください。
このネームサーバーの情報というのが、ドメインとレンタルサーバーを結び付けるものです。
次にドメイン取得会社でネームサーバーの設定を行います。
例として、お名前ドットコムでの例を示します。
取得したドメインのネームサーバーを設定します。
ここでは、既に他社のレンタルサーバーが設定されているので、「その他」になっていますがこの部分をクリックしてレンタルサーバーで指定されたネームサーバー情報を設定します。
これで、ドメインとレンタルサーバーの関連付けは終了です。
ただ、関連付けした情報がインターネットの世界にいきわたるには若干の時間がかかります。
比較的早く数時間で行き渡ることもありますが1日以上かかることもあるので、時間が経ってから、次の作業に取り掛かったほうがいいでしょう。