罠?
レンタルサーバーにそんなものあるのか?
4月から心機一転、行政書士事務所始めるぞーって叫んでいる行政書士も多いかと思いますが、当然ホームページは作りましたよね?
え?
まだ作っていない?
レンタルサーバーに悩んでいる?
そうですか。そうですか。
じゃあ、行政書士向けのレンタルサーバーの選び方をお伝えしましょう。
どうしてレンタルサーバー?行政書士向けってあるの?
もちろん、そんなもの無いですよ?
まぁ、勝手な想像ですけど、行政書士がサーバーメンテすることは無いと思うんですよ。
そうなると、勝手に放置で運用できるサーバーがいいわけなので、自前でサーバーを用意することは無いと思います。
中には趣味でサーバー立てる人もいるかもしれませんが、それはレアケースでしょう。
となると、レンタルサーバーを借りて、メンテナンスはサーバー会社に任せるということになります。
そして、レンタルサーバー会社も有名どころから地元企業のようなところまで各種あります。
私のおすすめとしては、ある程度の知名度のあるところ。
なぜなら、体制がしっかりしているし、使っている人も多いのでトラブル時にも検索することで情報が見つかるからです。
実際、安さだけで選んでしまうと、後々困ることも多いようです。
トラブルになったときに、サポートに連絡がつかないなんてことは普通にありますし、サーバーが落ちることが頻繁というところもあるようです。
サーバーに求める条件は?
行政書士事務所のホームページを作るわけですが、私たちが求める条件というのは
行政書士事務所は業務毎に専門特化したホームページを作るべきである
という考えに基づいて、(実際に持つかは別として)複数のホームページが持てることを可能にするレンタルサーバーを選んでいます。
ですから、最初からそんなことを考えていないし将来的にも考えないという行政書士であれば、格安でWordpressが使えるという契約プランのあるレンタルサーバーを選べばいいでしょう。
でも、私たちがおススメするのは、そういう限定された可能性のものではなく、将来的に拡張できることを考えているので
- WordPressが複数使用できる
- 複数のドメインを1つのレンタルサーバーで管理できる
- 比較的最新のデータベースも使用できる
- 比較的最新のPHP(WordPressを動かすシステム環境)も使用できる
- cronというサーバー側での自動起動の仕組みがある
- もちろん、メールアドレスは無制限で作れる
- 無料SSLが使える
という条件をつけています。
もしかしたら、ここまでの条件は不要な行政書士もいるかもしれませんが、あったほうが自由度が効いて困ることが無いでしょう。
目安はいくら?
これはさくらインターネットの契約プラン(記事執筆時)ですが、上の条件に合致するのは、スタンダード以降のプランになります。
ですが、例えば、スタンダードとプレミアムで何が違うかと言えば、単にディスク容量の違いや使えるデータベースの数だったりと使用できる上限値の違いでしかないわけです。
であれば、ある程度の上限値であれば、安いほうがいいわけで、この場合はスタンダードを選んだ方がいいということになります。
では、プレミアムより上のプランを選ぶ必要があるかというと、実はプレミアムとビジネスでは機能自体に違いがあるので、その異なっている機能を必要とするかで決めなければなりません。
で。
そこまでの機能が必要かどうかは、ホームページでどんな機能が欲しいかにも関わってくるので、自己判断ではなく、専門家つまりホームページの制作を依頼する業者に確認したほうがいいでしょう。
そうではなく、自分でホームページも作るよということであれば、上のプランは必要ないと判断したほうがいいです。
なぜなら、たぶんそんな機能使いません。
また、例えば
ロリポップでは、やはりライトプラン以上が対象になりますが、同じようにライトとスタンダードでは容量の違いが主なものなのですが、ずうっとプランの比較表を見ていくと
ライトではデータベースが1つしか使えません。
WordPress1つにつき、データベース1つと思っていただいて構わないので、Wordpressが1つしか使えないことになります。
これでは、複数のWordpressでホームページを作ることができません。
となると、スタンダードプランということになります。
このようにしてプランを見ていってほしいのですが、こうしてみていくと、大体月額1000円前後のプランということになります。
もちろん、それよりも安いプランもありますが、安定性やサポートなどを考えると、サーバー会社もビジネスですから、安い金額では十分なサポートが出来ないと考えても大きく間違ってはいないと思います。
それでも、安いプランがあるのは、自分である程度対応できる人が使うことを想定してのことではないでしょうか。
それでも、データベースが1つしか使えないところにWordpressを3つ入れるのは、wp_configやWordpressのシステムに手を入れれば出来なくはなさそうですが、私はやりたくありません。
これは余談ですが
安いプランも使ってみたくて、ロリポップのライトプランを使っているのですが、Wordpressをバージョンアップしたら、PHPもバージョンアップしなくてはならなくなって行ったところ、古いバージョンと新しいPHPのバージョンで仕様が変わったために、Wordpressが動かなくなってしまいました。
修正する方法はあるのですが、ロリポップのプラン的に対応できない方法だったので、諦めてWordpressを再インストール=今までのホームページはパーとなりました。
こんなこともあるのですから、やはりビジネスで使う場合は、ある程度のパフォーマンスは必要ですね。