行列のできる法律相談所というTV番組がありますが、そんなことが起きたら、どんなにいいことでしょう。
でも、実際に事務所の前に行列ができるかどうかは別にして、仕事の依頼が途切れない行政書士事務所を作ることは可能でしょうか?
ある日、事務所に出てみたら、入り口に行列ができていたとしたら、いったい何があったんだと思ってしまいますよね。
他の店と間違っているんじゃない?とか。
行政書士事務所に行列ができることは無いでしょうけど、仕事の依頼の電話が頻繁にあるということは、可能性としてはあり得る状態です。
その可能性をどれだけ高めることができるかというのが、集客ということでもあります。
例えば、法務省の統計では、千葉地方法務局で2018年で3306件の法人新規設立がありました。千葉県の行政書士登録は、個人・法人合わせて、2144ですから、まぁ、みんなで分けても行政書士一人当たり1件以上は会社設立業務に携われる計算になります。
もちろん、実際に行政書士に依頼した会社設立が何件あるかは分かりませんので、もしかしたら0件かもしれないですし、本当に全件依頼があったかもしれないですが、それでも、年間3000件以上は仕事の可能性があったということになります。
みんなで分ける必要はないので、あなたが総取りしてもいいわけで、(実際にはあり得ないが)3000件の会社設立業務があれば、行列ができた状態と言えますよね。(3000件なんて多過ぎですけどね)
このように、単純に数字だけで見ていくと、「行列のできる行政書士事務所」は可能なのですが、ではどうして行列は出来ないのかというと、まだまだ行政書士の仕事が周知されていないからじゃないでしょうか。
行政書士の仕事が周知されて、例えば、会社設立であれば行政書士に頼むということが当たり前になっていれば、行列もできるわけで、現実に昔は自動車運転免許試験を受ける際の申請書は、免許試験場前の代書屋で行うのが当然のような状態でした。
当時、この代書は、行政書士が行う業務とは知りませんでしたが、私も免許申請の時には利用したこともあります。
では、どうやって周知するのか。
会社設立だけではなく、その他の行政書士が行う業務がこれだけあるんだよということを世の人々に知らせていかなければ、仕事は増えないわけですが、それを日本行政書士会連合会のゆきまさくんにお願いするのは無理があるというものです。
ですから。
あなたが、自分のできる業務・やりたい業務をアピールして、人々に知らしめ集客していかなければならないというわけです。
どうです?
一緒に行列を目指しませんか?