ネット集客をすべく、マーケティングの勉強やセールスライティングなどの勉強をしている行政書士の皆さん。
どうですか?
勉強の成果は出ていますか?
いろいろと勉強しているけど、思うような結果が出ない原因は何か?
マーケティングや集客の勉強って言うと、Facebook集客だとかTwitter集客、それにYoutubeを使った動画集客とか、いろいろな集客方法がありますが、そういったものを勉強しているでしょうか。
それとも、SEOでブログ集客とかインスタですかね。
あるいは、無料レポートでメルマガを集めたり、プロダクトローンチとかそういった手法ですか?
もし、そういったものすべて勉強したよとかいうのであれば。
もしかして、あなた…
ノウハウコレクターですか?
ノウハウコレクターって、他の分野でもそういうのかもしれませんが、情報商材のアフィリエイターが
これをやれば儲かる
これからはこれが稼げる
とかそういった情報商材を買いまくって、でも、実践できなくて結果が出ないという状態になっている人を言います。
つまり、いろいろと情報は収集して、手を付けてみる(上級のノウハウコレクターだと、買っただけで満足するらしいですが)けど、最後まで実践することなく途中で投げ出して、次の情報を収集し新しい手法に手を出すような人のことを言います。
あなたがマーケティングだと思っているもの。
それは、ただのセールステクニックかもしれません。
マーケティングと言うと、市場調査や商品・サービスのプロモーションのことだとイメージする人が多いですが、実際には、それらはマーケティングの一部であって、マーケティングとは、「企業が儲かり続けるための活動ができるような仕組み」のことです。
ですから、行政書士がネット集客をすることも、問い合わせに対して的確な返信メールを作ることも、面談におけるコミュニケーションスキルやクロージング、文書を作成し納品するための実務など、すべての行政書士事務所の活動がマーケティングになります。
ですが、多くの行政書士は、それらを単独で考えています。
集客は、これからはネット集客が大事だから、動画集客のために動画を作ろう。そのためには、動画の作り方を勉強しなくては。
動画を見てもらうにも、SEOが大事だから、SEOの手法を研究しよう。
オウンドメディア?そんなものもあるのか、じゃあ、ちょっと勉強してみよう。
というように、いろいろなテクニックやキーワードを追いかけますが、それって、事務所の売り上げアップに貢献しているんですかね?
勉強したことが、どうやって事務所の売り上げや顧客の獲得につながるのか、分かっていますかね?
Twitterとか動画集客は、あくまでもテクニックの1つであって、それがマーケティングでは無いんです。
そうした単一の機能では無くて、それが行政書士のビジネスの全体にどうかかわってくるのかということをしっかりと理解していないと、小手先のテクニックの習得になってしまって、全体的なバランスが整わず、結果としてまったく成果が上がらないということになってしまいます。
例えば、行政書士のビジネスが人間の体だとすると、膝が悪くて思うように走れないのに一生懸命腹筋が6パックになる方法をやっても、走れないのは変わりないですよね。
より高い山に登るために健康になろうとするなら、膝を治療してから、腹筋なりの強化を行うべきです。
そうしたことを考えずに、新しいことに手を出したり、流行りの手法に手を出すのは間違っています。
まずは、ビジネス全体の仕組みを考えて、それからどこが悪いのかを見極め、そこを手当てしていくのが正しい方法です。