行政書士が成功しない理由。
3番目は、「行動」です。
つまり、行動できないということ。
誰にも経験があると思いますが、やらなければならないことなんだけど、なんとなく後回しにしてしまうことってありますよね。
掃除とかその程度であれば、部屋が汚くなるとか自分が我慢すればいいことですが、これが事務所経営に関わってくるとなると問題です。
例えば、開業したばりとか、開業準備の時には、地域の行政書士会や支部に挨拶に行ったほうがいいというのは、ネットで調べても出ているので、分かってはいるけど、どうも面倒で後回しとか。
ネット集客するのに、ホームページの更新が必要と分かっていても、気が乗らなくてやっていない・業者に依頼していないとか。
悩んでいることがあって誰かにアドバイスを受けたいんだけれども、先輩行政書士にも友人にも声をかけていないとか。
これらのことって、大したことじゃないし、今すぐやらなけれならないことではないと思ってしまいますが、大きな問題に進展してしまう要素を持っている場合があります。
では、なぜ行動できないのか?
それは、そのことが問題だと認識していないからです。
例えば、健康診断で、血圧が高いとか血糖値が高いとか結果が出たとしても、日常の生活にまったく支障を感じていないのであれば、病院で診察を受けて治療しようと思いませんよね。
しかし、血圧が高いために、頭痛はするとか息切れがするとか、何らかの支障のある状況だったら、それを改善するために通院しようと思うでしょう。
これは、「血圧が高い」という事象を、問題と捉えているかどうかで分かれます。
支障がなければ問題は無いんじゃない?
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、現実には「高血圧」という問題が内在していることになり、それがいつ爆発するか分からない状態なのです。
何かの事象を問題と捉えられるかは、その事象が放っておくとどうなってしまうのかをイメージできるかどうかに関わってきます。
結果をイメージできれば、問題として対処しなければならないと認識して、行動できるようになります。
でも、結果をイメージできない場合は、ある時突然問題が噴出し、あなたは対応できずに最悪の事態を迎えてしまうかもしれません。
自分でイメージ出来る人は、行動できる人です。
ですが、自分の力だけでイメージできない人の場合は、誰かの助けを借りることでイメージを補完することができます。
そうした他者の力を借りることで、行動力を補うことができるようになります。
もちろん、行動自体をあなたがする必要はありませんが、「行動しろ」という指示を出すという行動をするのは、あなたでなければなりません。
そうしたことも含めて、行動できない行政書士は、成功するのは難しくなってしまうわけです。