行政書士の起業・開業

行政書士が開業して失敗する理由その2

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行政書士が開業して失敗する理由その1では、能力不足で失敗するケースについて話しました。

では、今度のケースは、どんな場合でしょうか?
あなたが該当しないといいですよね。

前回は能力不足でしたが、今回は

資源不足

です。

資源って何よ?

という声が聞こえてきそうですが、一般的にはお金…ですよね。

行政書士で開業したてであれば、お金が無いのは当然ですから、それで失敗するというのはちょっと違う。

もちろん、闇雲にお金をかけて活動すれば、資金ショートを起こして失敗してしまうということはあるでしょう。

さらに、人的リソース、スタッフがいないというのも、開業当初は一人で頑張る行政書士も多いですから、人的資源の不足というのも除外しましょう。

では、何の資源が不足するのか。

それは、時間です。

 

行政書士として、開業するとなると、やることがいっぱいあります。
まず、開業するには、行政書士会に登録しないといけないわけですが、それだけではなく

  • 事務所の準備(名称とか、自宅にするかとか、電話やFAX、備品の準備など)
  • 開業資金の準備(融資を受けるとか)
  • 税務署や県税事務所への届出(給与支払い事務所の届とか青色申告とか)
  • 行政書士会への登録(それだけじゃなく、所属する支部への挨拶とか)
  • 販促ツールの準備(名刺、パンフレット、封筒やゴム印などの専用品)
  • 事務所ホームページの準備(作成や記事の追加、SEOや必要なら広告とか)
  • 開業するにあたっての料金設定(メニューや対象顧客の絞り込みとか)
  • 事務所開業の準備(どこに挨拶するかとか挨拶状の印刷など)
  • 営業活動(顧客候補のリスト作成や集客、宣伝広告活動、交流会や研修会への参加など)

などなど、様々なことをしなければなりません。

結構、盛りだくさんですよね。

さらに開業準備が済んで、開業したのちも、実務に加えて営業活動だけは続けないと仕事が切れてしまいます。

場合によっては、実務は無くて、何か月も営業活動に勤しむことになるかもしれません。

いや。

悪夢ですね。

 

では、そうならないためにはどうしたらいいか。

一人でやるから無理が出るんです。

外部に依頼できる部分は外部に依頼したり、専門家に頼んだりして、あなたの負担を減らし、本当にあなたがやらなければならないことにだけ集中しましょう。

中でもITに関すること、ホームページの作成や営業活動などは、あなたがやるよりも専門家に任せた方がいいかもしれません。
集客のための記事の更新とか、外部の業者に依頼するのも一つの手でしょう。

選択と集中。

あなたがやるべきことに集中できるように、上手に外部の力を活用したほうがいい結果がでるかもしれませんよ。

 

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