やぼうな雑談

行政書士の値段付け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

行政書士の業務って、いくらの値段をつけてもいいわけですが。

かといって、車庫証明に10万円とか無理ですよね。

行政書士の報酬額は自由に決めることができますが、決めたらその価格を事務所内の見やすいところに掲示しなければなりません。

でも、いくら自由に決めてもいいよって言われても、難しいですよね。

安いと儲からないし、高いと客が来ないかもしれない。

そこで、日本行政書士会連合会では報酬額の調査を定期的に行っていて、それを見るとだいたいどこくらいの価格が多いのかが分かります。

とは言っても、それって全体の平均だったり最頻値だったりしますから、あなたの開業している地域に合うかどうかは別。

まぁ、目安にはなるでしょうけど。

じゃあ、どうしたらいいかというと、もし気軽に話せる先輩行政書士がいるなら、ストレートに聞いてしまってもいいですし、あるいはネットで検索して価格をチェックしてみてもいいでしょう。

ただ、いずれにしても、安い価格はつけない方がいい。

それじゃあ、お客さんが来ないよ

って思うかもしれません。

でもね。
価格で決める客は価格しか見ないのよ。
せっかくいい仕事をしても評価してもらえないし、より安いところがあったら簡単に乗り換える。

さらに安くてもさらに値引きを要求してくる人もいる。

で。そんなストレスを抱えるなら、そういった価格しか見ない人はそういう事務所に行ってもらって、あなただから頼みたいって言ってくれるような人をターゲットにしましょうよ。

まぁ、そう言ってもらえるように、まず自分が精進しなければならないんですけどね。

価格では無い、何かポイントを1つ作ることから始めていきましょう。

そうすれば最初は厳しいかもしれないけど、きっと見てくれる人がいます。

多くの行政書士は無料相談とかホームページで受け付けていたりしますが、ある行政書士は、あえて有料にしているそうです。

これは、無料だと教えて君のような聞くだけ聞いてその後に繋がらない人や価格の問い合わせだけの人などの売り上げに繋がらない・優良顧客となりそうもない人を選別するためだそうです。

有料にすると相手もそれなりの対価を求めます。
いくら有料でその時間だけの料金をもらえたとしても、期待される対価を提供できないようであれば、その場限りとなり、お客になってもらえませんから行政書士の側も一生懸命にならざるを得ません。

常にそういう真摯に向き合う姿勢を取っていると、それを評価してくれる人や同業者・他士業の人がいます。
評価されれば、そうしたルートからの依頼に繋がる可能性も高くなります。

簡単なことではないですけど、単に価格を下げて受けつづけるストレスを考えれば、せっかく独立開業したんですから、嫌なストレスを受けない方向で努力しませんか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

コメントを残す

*