行政書士の起業・開業

行政書士で独立したつもりになってみる(2)

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行政書士事務所を開くにあたって、ちょっと調べたいことがあります。

そう。あれです。

自分なら行政書士で開業するとしたら、こうするかなというシミュレーション。
行政書士会への登録とか、面倒なことは無視して話を進めますので、いや、書士会への登録書類の準備が先だろとか、備品の用意はどうしたとかは気にしないでください。

既に事務所の場所は決まっているとして、まずやるのが

この辺に行政書士はいるのか?
いるとしたら、どんな案件を行っているのか?

ということを調べること。

自分の事務所のエリア内に行政書士がいるかどうかは、先輩行政書士への挨拶回りで分かるのですが、ここではまだ挨拶回りしていないという設定でいきましょう。

エリア内の行政書士が、行政書士会のホームページで検索できます。

自分の事務所の住所をベースに検索をかけてみれば、近くにいる行政書士のリストが手に入ります。

あとは、そのリストをもとに挨拶回りをして、どういった業務を行っているのか聞いてみればいいんです。

でも、今回はシミュレーションですし、本当に行政書士事務所を開くわけではありませんので、挨拶回りではなく、別な方法で行ってみます。

どうやるかというと

ホームページを調べる

ってことです。

行政書士事務所の名前が分かるのであれば、その名前で。
分からなければ、行政書士の名前で検索を行います。

そうしてヒットしたホームページの内容から、どんな分野を主に行っているのかを推測します。
もちろん、ホームページを持っていない行政書士もいますから、そうした場合はスルーするしかありません。

で。
某エリアで検索してみたら、15名いらっしゃいました。

なんか。結構いるな。

そのうち、事務所名が載ってない方が3名、個人開業では無い方が1名いたので、今回は面倒だから、この4名は除いて、11名を検索対象とします。

検索してみると、すべての方が検索できたのですが、残念と言うかなんと言うか。

10名の方が他士業のライセンスを持っているか、パートナーが他士業という、純粋に行政書士だけでやっていると思われる方は1名しかいませんでした。

行政書士だけの方も自分のホームページは持っていなくて、紹介サイトのようなところに少しだけ情報が載っているという結果。
もしかしたら、他に仕事を持っているんですかね。

まぁ、他士業の方が、司法書士・税理士なので、関連することをやっていると想像することにしました。

というのは、こうしたダブルライセンスの人は他士業のホームページを持っているので、行政書士以外のライセンスの業務を主体としてやっていると考えられるからです。

つまり、業際に引っかからないような行政書士しかできない分野を狙えば、食い込める可能性はあるのではないでしょうか。

じゃあ。どんな分野を狙うか。
それは次回にします。

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