許認可申請の書類。
3枚しかないのに10万も取るの?って言われたことはありますか?
まぁ、実際問題として、3枚で10万かどうかは別として、見た目の成果物と金額が割に合わないように見えてしまうことはありますよね。
私がいたIT業界でも、ソフトウェア開発なんて、目に見えないものを作るわけですから、最終的にお客さんが目にするのはCD-ROMやDVDのようなメディアだけだったり、設計資料のまとめられたファイルだったりするわけです。
昔、某大手企業のシステム開発に携わったとき、地方のビジネスホテルに泊まりきりで、朝は9時に工場に入り、夜は12時過ぎで既に店も閉まってしまって食事にもありつけないようなブラックな暮らしをしていたときに、最終的に完成したかどうかは、設計書やマニュアルの目次とページが合っているかで判断されると言われたことがありました。
システムの中身よりも紙のページの方が重要だったという、なんだそれって言いたくなるようなことだったんですが、だからというわけではありませんが、納品物は、分厚いキングファイル5冊でした。
たぶん、行政書士も似たような感じで、作った申請書は3ページだけど10万円とか、業務の内容によっては、そういう価格になるわけじゃないですか。
そうするとお客さんからすると
紙3枚で10万もするの?
いい商売だな。
って思う人も出てくると思うんですよ。
まぁ、実際は、許認可が通って許可証なりが交付されるからちょっと違うかもしれませんが、それでも、見た目と価格のイメージが違うことってあると思います。
行政書士の仕事って、確かに書類を作るのが仕事ですが、その書類を作ることにノウハウがあって、事前の調べなどの手間が必要だったり、見た目の成果だけでは計れないものがあります。
そうしたところもコストに反映させていかないといけないので、単純に1枚いくらにはならないですよね。
昔は、ソフトウェアなんて、機械のおまけ扱いだったこともあって、ソフトウェア開発者としては、なんだかなーと感じたこともあります。
きっと、行政書士も同じことを感じたりするのかなと。
だから、行政書士向けのサービスを考えているのかもしれません。
今回はちょっと取り留めも無いことを書きましたが、少しでも行政書士の売り上げアップに貢献していきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。