開業した新人行政書士で、仕事が取れなくて困っている人はいませんか。
仕事が取れる行政書士って、どんな人でしょう?
もし、社会人経験がある人やアルバイトをしたことがある人なら、気づいちゃうかもしれません。
例えば。
あなたはある業務で、書類を作らなければなりませんが、今まで作ったことがありません。
そこで誰かに書類作りを頼もうと思いました。
たまたま、近くには、ベテランのAさんと新人のBさんがいます。
さて、どんな人あるいはどちらに頼みますか?
と、いうような場合を考えてみましょう。
きっと、思いつくのは
以前にその仕事をしたことがある人
ではないでしょうか。
でも、そうした人が思い浮かばない、あるいは近くにいない場合には
きちんと仕事をしてくれそうな人
に依頼するでしょう。
では、「きちんと仕事をしてくれそうな人」はどんな人か。
- 適度に暇で
- コミュニケーションが取れて
- 横柄だったり偉そうじゃない
- 最低限の知識はありそうな
人ですよね。
まぁ、もちろん、業界によっては、それだけじゃダメだよってこともあるでしょうが一般的には、こんなところです。
適度に暇で
適度にってところがポイントで、新人行政書士であれば、そうそう仕事が一杯で忙しくないとは当然のことなのですが、それなのに仕事あるよアピールする人もいます。
暇で暇で死にそうアピールもうざいですが、俺売れっ子なんだぜアピールもうざいです。
そして、時間が取れないように見えるのであれば、せっかく依頼してもやるのが遅かったり、期限に間に合わないなんてことが想像できてしまうので、きっちりと時間を取ってくれる程度の暇さが無いと依頼しづらいです。
新人行政書士ですから、スタッフなどもいないわけで、本人がやるとなると本人がどれだけ時間を割けるかによって仕事の出来上がりや品質に影響します。
どうせなら、期限通りに仕上がってきちんとしてくれる人に頼みたいですよね。
コミュニケーションが取れて
なにそれ、口説いてんの?って思うほど饒舌である必要は無いけど、最低限のコミュニケーションが取れていないと内容を理解してくれたか分からなくて依頼する方としては不安になります。
うなずく、メモを取るなど、仕事を受けるうえでの最低限な動作をする人でないと「こいつ、分かってんの?」と不安になってしまいますからね。
コミュニケーションスキルが10レベルである必要は無いですが、全然ないのは問題外です。
横柄だったり偉そうじゃない
確かに、難しい行政書士試験に合格して、行政書士登録をした新人行政書士のあなたは
先生
と呼ばれることがうれしくてたまらないかもしれません。
でも、だから偉いわけでは無いんですよ。
そこを勘違いしてしまうと、仕事がもらえません。
例え、先生と呼ばれたとしても、あなたの代わりがいないわけではありません。
謙虚さを心掛けて、相手に接する必要があります。
これはコミュニケーションスキルも影響するかもしれませんが、丁寧な対応を心がければ大丈夫な話です。
とは言っても、卑屈になる必要もありません。
普通に対等なビジネスをする人として向き合えば問題は無いのです。
最低限の知識はありそうな
行政書士試験に合格して開業したのですから、基本的には問題ないはずですが、その案件によっては、当然知らないことばかりのはずです。
でも、それは依頼を受けてから勉強すればいいだけのこと。
期限に間に合うように必死に調べて勉強してください。
いやー。その案件、やったことないし、そもそも何の話かも分からないし
のような不安な顔色しないでくださいね。
そんな感じを醸し出してしまうと、依頼しようかなと思っている相手も不安になりますから。
無駄な自信は要りませんが、大丈夫ですよ的な雰囲気は出しておきましょう。
と、見てみると、行政書士に関係なく、それが社内・社外に関わらず、ビジネスを依頼される上で普通のことなんですよね。
それが出来ていない人が意外といます。
でも、出来ている人は、かわいがられて何かしらの仕事をお願いされます。
開業したばかりでなかなか仕事が取れないなと思っている行政書士のあなた。
ちょっと自分を振り返ってみてはどうでしょうか。