ホームページ制作を考えている行政書士の方。
制作業者から見積もりをもらっていると思いますが、それ高くないですか?
ホームページに限らず、IT系の制作って、結構金額グレーなんですよ。
例えば、IT系のシステム開発なんて、設計だの製造・テストだのいろいろと工程に分かれていますが、結局一月いくらで計算されたり、何人携わるからいくらのような計算で行われることが多いです。
プログラマなんて、一人が1か月携わるから、150時間×5000円で75万円ねと作業内容に関わらずひとまとめにされてしまいます。
もちろん、相手によって時間単価5000円の場合もあれば、3500円くらいの場合もあるので、中小・零細システム会社だと、相手との力関係で決まってしまうこともあります。
で、ホームページ制作ですが、これもやはり設計だのデザインだのといろいろと工程がありますが、個々の工程ごとに数字は出てこないで、一式いくらのようにひとまとめにされる場合がほとんどではないでしょうか。
こうなると、何となく高いなとか、こんなものか?とか、その程度でしか判断できないので、どうしても安いほうがいいと判断されて、格安の制作業者に依頼するということになります。
でも、デザインも大事ではありますが、行政書士事務所のホームページでは、アパレルや音楽系のようなスタイリッシュなホームページよりも、信頼感がある訪問者に分かりやすいホームページの方が結果的に案件の獲得に繋がると考えています。
ですから、デザインに費用をかけるよりも、ホームページの使い勝手を良くするような工夫や動線を考えてくれる制作会社を選択するべきと考えています。
となると。
上で上げたような一式いくら形式の見積もりでは、何を重視してどこにいくらかけるのか分からないというこちになりますよね。
まー。でもねー。
明細は出してくれない会社もあるでしょうからね。
でも、できたら聞いておきたいところですよね。
また、制作費用だけではなく、集客やSEOなどの費用も一緒になっているところもあります。
こういう場合は、初期費用+その後の運用費となっていることが多いので、単純に初期費用が安いからと言っても、その後の運営を考えると意外と高額になることもあるので注意が必要です。
ちなみに、私たちの場合は、Wordpress+テンプレートを使い、デザインは小奇麗であれば十分と考えていますので、初期費用は高くはありません。
また、運用費も、最終的には行政書士事務所の人たちで運用できるようになることを目指しているので、いずれかからなくなります。
ですから、そうした徐々に成長しながら自分たちでホームページを運営し、何か必要な時にだけ依頼するようになりたいと考えている行政書士にはお勧めだと思っています。
ホームページは、作って終わりではないので、長期的な視点で見て、制作を依頼するのがいいですね。