行政書士の仕事と言えば、いろいろな書類作成が主なものだったりします。
で。
意外と結構、毎月のように各分野で役所に提出しなければならない書類というのはあるんですよね。
例えば、私たちは行政書士だけではなく、小さな会社についても様々なアドバイスをしているのですが、そうした中の一社に「酒類の販売数量等報告書」の提出時期だよって封書が届きました。
これは、お酒を売っているお店が1年間にどれだけのお酒を売ったのかを報告する書類なのですが、当然、1年間に販売した量を報告するから、毎年提出するんですよね。
それとか、医院や調剤薬局なんかも、今年の4月から診療報酬・調剤報酬の改定があるので、その医療機関の状況によっては、変更の届を出さなければならない場合がありますし、変更ではなく追加の届が必要なケースもあります。
そうしたときに、届を出さないでいると、あとからある種の金額を認められずに国保や社保などの保険組合に返金しなければならなくなることもあります。
こうした面倒なことを避けるには、きちんと決められた時期に決められた書類を正しく提出する必要があるのですが、小さな会社やお店だと専任の担当者を置けるわけでもなく、店長や社長がやっていたりするので、忙しくて忘れてしまうとか後回しにしていて間際になってやっつけ仕事でやるということが起きてきます。
まぁ、経験のある方のいるでしょうが、急いでやるとろくなことが無いんですよね。
ちょっとミスってしまったり。
出す先を間違えたり。
そうならないためにも専門家に任せれば楽なんですけど、こうした書類を行政書士が作ってくれるってことを知らない人も多いので、「こんなこともできるんだよー」ということを積極的にアピールしていく必要があります。
アピールすることで、認知度が高まり業務の依頼に繋がると考えています。
ちなみに、このアピールは全国規模でやる必要は無くて、知って欲しい地域にだけ伝わればいいんじゃないかなと思っていますけどね。
だから、それほど大げさなアピールではなく、場合によってはチラシを配ったり、その業種向けのDMでいいようい思うんですよ。
これなら、それほどコストはかからずできますから。
そして一度利用してもらえれば、その後も依頼が来るかもしれないし、逆に行政書士の側からアプローチして業務を獲得したりすることもできます。
そうやっていくと、結局、毎月何らかの仕事を獲得できて、安定した行政書士事務所経営ができるのはないでしょうか。
ちょっと、近隣のお店をチェックしてみて、どんな業種が多くてその業種ではどんな届を定期的に出しているのか調べてみると、仕事のチャンスがあるかもしれませんよ。