難しい試験を突破して、行政書士になったあなた。
そもそも営業とか嫌だから行政書士になったのに、なんで集客とかしないといけないの?
そんなことしなくても、向こうから来るでしょ。
と思ったりしていませんか?
たぶん、ですが。
開業した行政書士にも2パターンあると思うんですよ。
私なんか、IT会社に勤めていたこともあるのですが、そこで何年か働いて、自分の担当会社もあり、その担当会社の仕事を優先的にやっていて、相手先担当者とのコミュニケーションもうまく行っているような場合。
会社を辞めて独立するって時に、その今まで担当していた会社の一部を引き継がせてもらいました。
つまり、独立開業するときに、お客さんを引き継いだんですね。
そのおかげで、スタート当初より、仕事がある状態で始めることができました。
これと同じで、どこかの行政書士事務所で補助者として働いていたりした場合には、独立時にお祝いってことではないでしょうけど、顧客を分けてもらえることがあります。
顧客を分けてもらえれば、その顧客の仕事を引き続きできますので、ある程度の仕事の確保ができることになります。
ですが、まったく新規の独立で、どの行政書士事務所にも勤めていなかったとか、在学中に行政書士資格を取得して卒業と同時に事務所を開いたとかいう場合には、そうした既存のお客を最初から持っているわけではありません。
生活していくためには、お金=収入が必要です。
あなたが資産家の家族であれば、実家に頼って生活していくこともできるかもしれませんが、それが出来たとしても本意ではないでしょう。
そうなると、収入を得るためには仕事が必要で、仕事を得るためにはお客が必要になってきます。
じゃあ、お客をどうやって獲得するかというと、何らかの営業活動・集客活動が必要になってきます。
まぁ、もしかしたら知人や親族から、開業祝ということで業務の依頼があることもあります。
でも、そうした知人に対して、「俺、行政書士事務所開いたんだ」と伝えることは、営業活動・集客活動ですし、行政書士事務所に勤めていたとしても、必ず担当していた案件や顧客をもらえるわけではないので、やはり、お客を捉まえるということは必要になります。
だから。
お客を捉まえる活動=集客が必要になるのです。
集客しないで待っていて、依頼が来る可能性が無いわけではありません。
ですが、来ない可能性の方が高いことは理解できるでしょう。
だって、誰もあなたが行政書士事務所を開業したことは知らないし、行政書士が何をしてくれるのかも知らないからです。
そうした「あなたが何をしてくれるのか知らない人」に対して
- 私はこういう人ですよ
- こんなことができますよ
- だから、あなたのビジネスのお役に立てますよ
ということを伝えるのが、集客活動なのです。
こうした「あなたを知ってもらう」ことを続けていく中で、業務の依頼が発生してくるわけですね。
上にあげた3項目を伝えることが集客なんだと思えば、そんなに集客も怖くないと思います。
まず、その一歩として、上記3項目を伝える手段を用意するという行動に出てはどうでしょうか。
一番低コストで、簡単にできるのは、ホームページの作成です。
自分で調べてもできますし、友人に詳しい人がいれば、その方に手伝ってもらうのもいいでしょう。
時間的に自分で動くのが難しい人は、私たちに依頼するという手もあります。
そんなときは、どうぞご相談ください。