行政書士の起業・開業

行政書士が開業して失敗する理由その1

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新人に限らず、行政書士として独立開業して、高収入を得て成功しようと努力していますが、その努力もむなしく失敗してしまう行政書士もいるわけです。

行政書士は独立開業しやすいというか、独立する方が多い職業でもあります。
それは、比較的低コストで開業できるというのもあるかもしれません。

しかし、反面、廃業しやすいという面もあるわけで、開業しても成功できるとは限らないのは、どんなビジネスでも同じですが、行政書士が失敗してしまう理由とは何でしょうか。

行政書士試験に合格しているから、一定の法令知識はあるはずです。

ですが、どんな仕事でもそうであるように、知識があれば成功するわけでもありません。

行政書士も同じですが、かといって、どこかの行政書士事務所に10年勤めていたからって、独立開業して成功するわけではありませんよね。

今年、行政書士試験に合格したばかりの新人行政書士がそんなベテランを差し置いて成功することだってあります。

では、失敗してしまう理由は何でしょうか?

それは

能力の不足

です。

 

ここでいう能力の不足とは、行政書士としての能力ではありません。

ビジネスを遂行し、成功するための能力です。
具体的には、顧客を集め、仕事を獲得するための能力です。

顧客を集めれば成功するとは限らないのは、お判りでしょうか。
100人の顧客を獲得しても、単価が5000円であれば、50万ですが、10人の顧客でも単価が100万の仕事であれば、1000万ですよね。

数だけではなく、単価も重要になってきます。

そうした単価の高い客を効率よく集める力が無いと、貧乏暇なし・こんなはずじゃなかったとなって、ビジネスはなかなかうまく行かないわけです。

ですが、行政書士はそうした集客や単価アップの力があるから、行政書士になったわけではありませんし、逆に集客や単価を上げるのは苦手とする人もいらっしゃいます。

じゃあ、集客や単価アップなどの苦手な行政書士はどうするればいいかというと、そうしたことができるスタッフを用意したり、その部分は代行してもらったりすればいいのです。

それではコストがかかる

と考える人もいるでしょう。

でも、本当にそうでしょうか?

スタッフに任せたり外部に依頼する費用とそれにより増えつづける収益を比較して、トータルでプラスになればそれでいいという考え方が必要です。

こうした最終利益を高める方法を検討し採用できるようにすれば、失敗することはなくなるでしょう。

そのためには、一目でこの業者がいいと判断することは難しいでしょうから、まずは試してみて良ければ継続し、望む結果が出そうもなければ切り替えるという判断力が問われます。

そんな判断力は無いよ

と心配する人は、望む結果が出せているかという点に注目すれば、判断できるはずです。

だって、結果があなたの希望通りあるいは希望するゴールに向かっているかは、あなたが分かるのですから。

もし、万一そうした判断も難しいよってことであれば、その前の段階、つまり自分のゴールは何かと言うところから相談するといいかもしれませんね。

 

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